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歴検博士・歴検修士の声

歴検日本史修士の声

二宮 淳郎 さん 【プロフィール】
二宮 淳郎 さん

1999年 1級日本史合格
2000年 1級日本史合格
2002年 1級日本史合格
2004年 1級日本史合格


【コメント】
新聞で読んだのがきっかけで初めは冷やかし半分でしたが、受験するにつれて段々と面白みを感じてきました。
歴史については、あくまでも興味主体で調べることが中心になっていますので、自分の中では受験することによって歴史を体系的に勉強する良い機会となっています。

【これから受験する方へ】
まず、興味をもつということが何よりも大切だと思います。自分の足で遺跡や博物館などを巡ってみたりすることから始めて、あまり固く考え過ぎないことが大事ではないでしょうか。
その上で、受験した問題をもう一度解き直していくことによって出題の傾向がつかめ、知識の定着も進んでいくと思われます。 自分自身も今後もっと勉強していきたいです。

歴検世界史修士の声

田中 裕也 さん 【プロフィール】
田中 裕也 さん

1999年 1級世界史合格
2001年 1級日本史合格
2002年 1級世界史合格
2003年 1級日本史合格
2005年 1級世界史合格


【コメント】
歴史は単に暗記するだけのものではなく、これから我々がどのように生きていくかを教えてくれる指針となります。さらに、国際交流がますます盛んになっている今日、他国の歴史や文化を学び、理解することが不可欠となっています。その意味で、歴史を学ぶ意義はとても大きく、今後ますます重要視されるべきであると思います。歴史は、人間が過去から積み重ねてきた実績の集大成です。失敗もあれば成功もある。ドラマもある。これが歴史の醍醐味ではないでしょうか。
歴史能力検定の受験からでもいい。NHKの大河ドラマからでもいい。「漫画日本の歴史」からでもいい。何かをきっかけに1人でも多くの方が歴史に興味を持ち、学ぶことを切に願っております。

【これから受験する方へ】
歴検1級を目指している方に、1級合格勉強法を3点ご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。 第一に、Y社の「日本史(または世界史)用語集」に書いてある内容を熟読することです。1級では、教科書の範囲外からの出題がある上に、論述問題が出るからです。
第二に、日本史または世界史の図説・図録といった史料集を用語集と併用することです。1級では、地図や史料からの出題もあり、単なる暗記では間に合わないからです。
第三に、どの検定試験にも言えることですが、過去問集を解くことです。問題を解いているうちに、出題傾向を捉ええることができるからです。

歴検日本史博士の声

吉田 健治 さん 【プロフィール】
吉田 健志 さん

2001年 1級日本史合格
2002年 1級日本史合格
2003年 1級日本史合格
2004年 1級日本史合格
2005年 1級日本史合格
2006年 1級日本史合格


【コメント】
脱サラして日本史の予備校講師を始めて一年半くらいたった時、私は歴史が好きであるというのは錯覚で、実は現在・過去を含む全ての面白い人物、キャラクターの濃い人物が好きなだけなのだと気づきました。しかし、本当に正確に、ある時代の面白い人物、例えば、空海、勝海舟、坂本竜馬、高橋是清を理解しようとすると大変です。例えば、空海の言葉をたくさん調べるだけでは十分ではありません。弘法大師空海が発した言葉は、西暦800年前後の日本や留学先である中国(唐)の社会・政治・風土に包まれていた人物「空海」が発した言葉であることに注意しなければ誤った言葉の理解をしてしまいかねません。そのため、本当に知る、理解するというのは大変な作業ですが、そこから生まれてくる発見は非常に興味深いものがあります。

【これから受験する方へ】
1級は高校などの学習範囲にとらわれない問題が出題されるとなっていますが、過去4年(2003〜2006)の問題を分析してみますと、2004年、2006年の問題は、教科書の範囲で十分合格点に到達できる内容となっています。教科書範囲を逸脱している問題に対しては、教科書を隅々まで徹底的に読み込んだ後に難関大学の入試問題をたくさん解いたり、また、面白い話題や最新の話題などもたくさん盛り込んである概説書を読み込むことです。

歴検世界史博士の声

山路 正人 さん 【プロフィール】
山路 正人 さん

2001年 1級世界史合格
2002年 1級世界史合格
2003年 1級世界史合格
2004年 1級世界史合格
2005年 1級世界史合格
2006年 1級世界史合格


【コメント】
歴検受験を通し、興味の幅が広がれば素晴らしいことだと、私は思います。

【これから受験する方へ】
「世界史B用語集」を精読することを私はお薦めしたい。事典(コトテン)として「調べる」のに使うのではなく、「読む」対象として、敢えて活用してほしい。
2級合格者なら、1か月もすれば世界の歴史の流れが体系的に理解できます。用語の内容をしっかりと頭に入れることが、全体の流れを把握することに必ずつながります。参考書の文章を流し読みするのとはちがって、自分の頭の中で流れを組み立てることになりますから、理解度は雲泥の差だと思います。

歴検日本史博士・歴検世界史博士の声

桜井 云孟 さん 【プロフィール】
桜井 云孟 さん

1999年 1級日本史合格
2000年 1級世界史合格
2001年 1級日本史合格 1級世界史合格
2002年 1級日本史合格 1級世界史合格
2003年 1級日本史合格 1級世界史合格
2004年 1級日本史合格 1級世界史合格
2006年 1級日本史合格 1級世界史合格


【コメント】
中学時代から歴史が好きでしたが、高校3年の時、全国模擬テストの日本史で満点を取り、「学生新聞」に大きく名前が出て、皆から称賛の言葉をかけていただいたのが歴史をもっと研究しようと思ったきっかけです。大学生、社会人になっても時間をつくって関連の本を読むように心がけ、自分のライフワークと考えるようになりました。

【これから受験する方へ】
歴史を勉強すると興味が広がり、政治・経済・文学・演芸と多岐にわたって、関連の本を読むのは楽しいものです。受験したすぐ後で解答を見て、誤答した問題や、解答できなかった問題を解明し、その項目を更に勉強して弱点を強みにしてほしい。そのままにしておくと一歩も前に進まないので、それを契機にその項目は自分の得意分野にするようにしたらよいと考えます。
今も勉強したことが大いに役立っています。

歴検世界史博士の声

木島 基 さん 【プロフィール】
木島 基 さん

2006年 1級世界史合格
2007年 1級世界史合格
2008年 1級世界史合格
2009年 1級世界史合格 1級日本史合格
2010年 1級世界史合格 1級日本史合格


【コメント】
小学生の頃、親に小学館から発刊された『まんが日本の歴史』を買ってもらい、それ以来、歴史に関心を持つようになりました。きっかけは日本史でしたが、中世ヨーロッパに関心を持つようになって、世界史を受験してきました。 今でも、歴史関係の本はよく読んでいるのですが、長年蓄えた歴史の知識を、何かしらかたちに残せないものかと思っていたところ、たまたまネットで歴史能力検定があることを知り、受験するようになりました。修士・博士にチャレンジしようと思ったのも、そういった経緯が大きいです。 世界士博士を取得し、次なる目標ですが、日本史も修士、博士と取りたいと思っています。

【これから受験する方へ】
私の仕事は医師で仕事柄、日常的に人と接するのですが、歴史の話は会話も弾み、話題が広げるのに役立っています。コミュニケーションを図る上でも役立つ歴史について、より多くの方に関心を持っていただきたいと思います。受験に当たって、試験対策という対策はしていませんが、試験が近くなったら過去問は解くということのほかに、定期的に図書館にいって歴史の本を2〜3冊借りて1〜2週間で読むといったことはしています。また、本を読んでいて気になった用語はネットですぐ調べるということはよくやっていますね。そういった普段の知識の蓄積は有効かもしれないです。
今も勉強したことが大いに役立っています。